昨日は仕事から帰ってから、さらに日本語クラスのバイト(もうパートって言ったほうがええんかしら)に4時間費やしました。

3回生レベルのクラスの期末テストの採点です。
今、テスト期間の真っ只中で、図書館にこもって勉強してる面々もなんか殺気立ってますヨ。えへ。クレームつけてくる人がいちいちこわいヨ。w

しかし、言語の採点って時間かかるなあ、こんちくしょう!
ごく数名を除いて基本的に全員字が汚いんですよ。日本語も英語も。

英訳の問題の英語でも、ちゃんとした文章になってなかったり、ピリオド打ってなかったり、主語がなかったり、ボールペンを意固地に使うのでぐちゃぐちゃ線を引いて消していたり・・・。結構ひどいもんス。

漢字のセクションなんか、普通は漢字の判定だから丁寧にやるとおもうでしょ?
ちがうんだなあ。
あきらかに殴り書きとかいるんだもん。

同じ「おしい!」という漢字の回答でも、ちゃんと練習した人とカンでやってる人と違うのがわかるので、点数が違ってきます。
基本的には、おしくても、それがほかの漢字に見えかねない場合はポイントをあげませんでした。いくらおしくても、「失」が「矢」に見えてしまってはだめだというわけです。

まあ漢字の採点は、ネイティブスピーカーの本能によりそうやってわりとさっさと採点できるのですが、翻訳となったらまたこれ話が別。

日本語の文章にある漢字にふりがなをつけ、英語に翻訳せよ、というセクションがありました。

ふりがなはできるのに、文章の意味をまったくわかっていない生徒多々。
わかる単語をつなげて文章にしました、という感じ。
ポイントは、このセメスターで習った文法に気がついて、それに合った英訳ができるか、ということ。

たとえば、
「〜だけでなく、〜も」というような文章があれば、「not only〜, but also〜」を使って英訳するんです。私たちが英語の授業でやったのと逆の工程ですね。

しかも、問題はすべて問題集から直接抜粋してるんだから、練習した人には何を求められているかがわかるはず。


期末テストの問題が問題集から直接抜粋て、めっさボーナスじゃないですか?
問題集を一通りやるだけで試験勉強になるなんて、オイシイなあと思ったのだけど。
日本人の感覚なのかなあ、それって。


それでも文句を言うそうですよ、「難しすぎる」って。
よー言うわ、そんなこと。言うたことないわ、そんなこと。
アメリカンやわー。そういうところが。w


一番よくないのが、わからないからといって、何も書かない人。


まったくもって同情するつもりがない私ですが(苦笑)、練習した人はちゃんとできてるんだもの。文句言うなよ!w