加熱調理禁止令

去年の8月に引っ越してきた我が家、エアコンがありません。
暖房の装置(Furnace)が屋根裏にあり、そこから各部屋にダクトが蛸足のように配置してあります。コントロールは廊下の壁についています。
これをこちらではセントラル・ヒーティングと呼びます。 (Heating=暖房)
各部屋に暖房を設置するんではなくて、家中一挙に暖房の操作をするというわけです。

そのコントロールはクーラーも接続できるようになっており、セントラル・エアー(Air=ここでは冷房)にいずれはしたいなーと思っているんですが、なんせ大きな室外機を設置して(専用のコンクリベース要)、屋根裏のダクトに接続して、などなどの作業を入れても数千ドル(数十万円)はかかるんです。

今年は裏庭にそれくらいのお金をかけて大きな物置を立てたので、どうしても今年は無理。

家はいつも日陰だからさほど暑くならないし、寝室にはCeiling Fan という天井に付いた扇風機(?)があるので今年はエアコンなしで乗り切ることに。

今のところ、暑がりのDさんも朝夕の涼しい風を閉じ込める方法でなんとか乗り切ってきました。でも昨日、スーパーで『今日の晩御飯どうしようか?』と私が聞くと;

『室内温度上げない料理がいい』

ときたもんだ。
要は、加熱が必要な料理はせんといてってこと。

マジですか?
難しいことを言ってくるなぁ・・・と考えた末思いついたのが、ガスパッチョ!

ガスパッチョとはスペインの冷たいスープで、野菜をとにかく細かく切ってビネガーとエキストラバージンオリーブオイルとトマトジュースと塩コショウを混ぜるだけ。
めさめさ簡単です。

材料 
赤たまねぎ 1個
赤ピーマン 1個
きゅうり 1個
にんにく 3かけ (減らしてもなくてもいいと思う)
ワインビネガー 1/4カップ
EVオリーブオイル 1/4カップ
トマトジュース 3カップ
塩 大さじ1/2 (いいお塩使ってください)
コショウ 大さじ1 (自分で挽くやつがベスト)

これで大きなボール1杯分くらいできます。
フレンチ・バゲットがよく合いますよー。

ワインビネガーがなかったので、米酢とバルサミコ酢少々で代用しました。生のたまねぎとニンニクが入っているのでランチには持っていけないなぁ。



まあしばらくうちはこれで食べていくぜい。


ってかその後はどうしたらいいんだろう?(笑)
『BBQグリル買ってくれー、そしたら外で調理するからー』とおねだり中。