シガ・ロス

週末を振り返って。

[金曜日]

マイミク2号ちゃんとランチ。
自転車で颯爽と現れる。
新しくできた人文学部の建物に入った、ローカルのイタリアン・デリ(ちなみにTony Caputos)出店のお店で待ち合わせ。

プロシュート(生ハム)やらモッツアレラチーズやら入ったサンドイッチをいただきました。おいしかったよ。
おすすめいただいて半分ずついただいたティラミスも、おいしかった。

2号ちゃんのおっしゃるとおり、カフェテリアでまずいものを市場より高い値段で買わされるより、ちょっと値段足してでもかなりおいしい物を買うほうがいいですね。いつもはランチ持参だから、たまにはいい!

またランチしましょう!

家に帰ると洗濯機の配送屋さんから留守番電話にメッセージが。
『明日の配達ができなくなったので水曜日になりました』

・・・。
はじめから平日でよかったなら、先週の水曜日にできたのに。
週末がいいからわざわざ2週間待ったのに。
失礼しちゃう。

気を取り直して、一年に一度のLed Zeppelinパーティへ。
これは大ファンの友人が一年に一度、ゼッペリンのDVDやレコードを大音量で流しつつ、ワイワイ集まるイベント。
ちゃんとご近所ともお友達で、了承も取ってあるというナイスな友人。

家の中でDVDを観ながら談義する人たち、外で焚き火を囲みながら談笑する人たち、さまざまでした。

[土曜日]

洗濯機&乾燥機が来ない寂しさをこらえつつ、友人のBaby Showerへ。
Showerとは、言わば女性だけのギフトもちよりパーティみたいなもんで、結婚する前の花嫁にはBridal Shower、出産を控える女性にはBaby Showerというパーティを親類か友人が企画し、軽食やゲームを楽しんだあと、プレゼントをみんなの前で開けます。

会場の友人宅はゲート付のコミュニティ内にあり、パスコードをゲートで押して初めて門が開きます。パスコードはちゃんと持ってたのに、ゲートが開かず困った!
いったんバックして路肩に止めて友人に電話しようと思った瞬間。


バリバリバリ


一番聞きたくない音が炸裂。
運転席側の死角に、ゲートのマシンを保護するための低いポールがあったんです。それに気がつかずに曲がりながら後退してしまい、前方左側のパンパー直撃。

Baby Showerも心ここにあらず。車のことがショックでショックで。人生初の事故でございます。とりあえずDさんに即電話。周りの友人も「こういうときのために保険入ってるんだから心配すんな」や「事故は誰にでも起こることだから」と慰めてくれました。

気持ちを切り替えてパーティに・・・。
出産に伴い必要な品々がどんどん開けられました。
私が選んだのは、男の子でも女の子でもいけるフワフワのクマのぬいぐるみ、新生児用オムツ、そしてお尻ふきでした。

[日曜日]

Dさんが待ちに待っていた、アイスランド出身の人気バンド、シガ・ロスの公演日でした。

Saltaireという会場。
グレートソルトレイク南岸に昔あったリゾート施設の跡地にあるんですが、車を持っていないとたどり着けない。
2002年。テネイシャスD(Tenacious D)がここに来たというのに、車がないという理由で行かなかった私とDさんはおバカさんです。
あの過ちを二度と繰り返してはいけないっ!という精神で、好きそうな友人に声をかけて、一緒に車で行けるようにしたわけでございます。

車を持っていない友人ふたりを拾って行ってきました。
ひとりはDさんの下で以前働いていた日本人の学生さん。シガ・ロス大好きなんだそうです。日本でも結構人気あるんよね?

私はシガ・ロスは2003年のサンダンス映画祭中に観に行ったっきりだったので、5年ぶりでした。Dさんはちょっとぶり。

私はDさんほどのファンではないんですが、やっぱりライブに行ってサウンドがいいと前よりちょっと好きになるね。

何言ってるんだか相変わらずわかんないんですけど。(笑)
アイスランド語らしい。
でも言葉なんてわかんなくても、いい音楽は関係ないよね。


しかも、私たちが陣取っていた2階の窓から見える日が沈んだすぐあとの、グレートソルトレイクアンテロープ島のシルエットに栄えるあいまいな空の色が、彼らの音楽とすんごいいい感じでマッチして、ジーンときました。(ミナコさんじゃないですけどw)