オヤオヤ、オオヤ〜?

先週の金曜日、完全に以前の住居から退去しました。
クリーニングサービスまで入れて。

残念ながら私はその日具合が悪く、何から何までDさんに押し付けてしまいました。申し訳ない。

申し訳ないんだけど、正直ありがたい。(笑)
何がって大家さん。
ゴマすり続けて6年、家賃が遅れたことは1度しかない。クレームももらったことがない。

なのに先月クーラーが壊れてから、私たちが迷惑で仕方がないらしい。こっちとしては、そんな半端な修理したって、次の住人に直せって言われるに決まってるんだから、「ちゃんと直ってない」と指摘したわけです。

結果として、大家さんはモーターを2回買い換える羽目になり(1回目は間違ったベルトをつけていてまったく威力がなく、さらに間違ったベルトを買ってきてモーターを壊してしまったのです)、この矛先が私たちに向いているというわけです。

私がやんわりと「いや、これは『強』設定ですけど以前の『弱』程度の風しか出ていません」と大家さんに指摘しても、「冷風はちゃんと出てるから」といって聞いてくれなかったんです。

「そういう問題じゃない」と直球勝負のDさんが代わって交渉してから、Dさんがすっかり悪者状態。はっきりものを言ってるだけなんですけどね。

そんなこんなで金曜日。
Dさんと大家さんはWalk Throughという「一緒に部屋をチェックして敷金を返してもらう」手続きをしました。

ふたりは同意に至り、大家さんは敷金の大部分を小切手にして返してくれました。その間、2回も私がいればよかったのに、とつぶやいたそうです。

なんで私がその場にいたくなかったのかというのには理由があったんです。それは、きっと大家さんは掃除の仕方とかネチネチと私にあたるかのように吐露するに決まっているからです。

案の定、Dさんにネチネチと始めたらしいですが、もう出て行くのに掃除のレクチャーとか興味ないDさんは軽く流したそうです。

そしたらなんと翌日、Dさんが出ている間に電話がかかってきまして、出なけりゃいいのに出てしまいました。


大家さん「I would like to make a comment to you about D」ときたもんだ。「あなたにDさんに関してコメントがある」と。

もう賃貸契約終わってて、同意して、小切手切ったあとですよ?
なんで?どういう意図で?

まだ本調子でない私は何がなんだかわからん状態で受話器を握っていました。

ほんでこの大家さんなんて言ったと思います?
Walk Throuhgの最中、Dさんが意図的に大家さんの注意をそらして、存在する損傷に気がつかれないようにしたって言うんですよ。

私「There is NO WAY that is possible, I assure you.」=「それは絶対ないです、保障します」

大家 「No, no, no. He knew exactly what he was doing. I know he did. He probably had a good laugh.」「いやいや、彼は自分のやったことをよくわかっている。私には解かる。きっと後で笑っていたんだろう。」

カチン、とね。きましたよ。
これまでゴマすってた私も頭にきましたよ。

どうしてもそんなこと絶対してないと証明したいという感情で、「そんなら敷金の返金分なんかいらねーや」と江戸っ子調に返したわけですよ。

そしたらすんなり電話きりやがんでやんの。
あとでDさんにも彼の妹さんにも「それがはじめから目的で電話したんだよ、Dに言っても通用しないから、あんたがターゲットになったんだよ」って言われました。

オーマイガー。

でも法律的に言って、大家さんそんなことできませんからね。
契約を終了したあとに起こった会話なので、小切手はちゃんと換金しますという手紙をDさんが書いて出してくれました。
裁判になっても、大家さんに勝ち目はありません。

「あと、話があるなら妻ではなく僕にしてください」と仕事先の番号と新しい住所も添えてくれました。

義妹さんが「(ハシタン)を狙っていじめて敷金取り替えそうなんて最低ね」って言ってくれたんですけど、引っかかる私もオツム弱いわね。病み上がりだったんだよう。