フジモリ元ペルー大統領、参議院選挙に出馬

前からずっと不思議に思っていたんですよ、なんでビザなしにこの人が日本に長期滞在できていたのか。ペルーの大統領だったんだから、ペルー人だとばっかり思っていたんです。ところが今日このニュースを今日耳にして、「あれ?選挙って日本人しか出馬できないよね?」と思ったんです。

こりゃーますますわからん!と思ったので、ウィキペディアで調べてみました。以下抜粋です。

フジモリは日系人であり、ペルーと日本の二重国籍者である。日本政府はフジモリが日本人夫婦の元に生まれ、出生児に日本国籍を留保していることを理由に彼が現在も日本国籍保有していることを認めており、フジモリの二重国籍を事実上容認している(1984年以前から日本国籍と外国籍の双方を保持している者は1985年1月1日の改正国籍法施行の日に国籍を取得したものと見なされるので、成人の場合2年以内(1987年1月1日まで)に宣言をしなければ自動的に日本国籍の選択をしたとみなされる[1]。但し、同法第16条で二重国籍者が自己の志望で外国の公務員になった場合には日本国籍を剥奪することが出来る。フジモリの大統領職は勿論それに該当するのだが、日本政府はそれをしなかった)。

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なにおう?!なぜにこの人だけに二重国籍が認められているんでしょう。わけがわからんのです、日本政府の彼に対する擁護っぷりが。こないだだって、イギリス人の人が「今日アメリカ市民になるんだー」と宣言式にいそいそと出かけていきましたが、イギリスもアメリカも二重国籍を認めるから気軽にできるわけであって、日本は二重国籍は認めませんから、私はアメリカの市民権ははじめから取る気もないのです。

ペルーの法律では、二重国籍保持は認められているようですが、保持者が大統領にはなれない法律になっているそうなんです。そこを隠してなっちゃった上に、他の二重国籍保持者の政治家の財産没収とか弾圧を繰り返したから余計批判が大きいわけで・・・。

そんな二カ国両方の法律から逸脱した扱いを受けている人間が、参議院選挙なんかに出ちゃっていいんでしょうかね?しかも日本語カタコトだし。

例外として国籍は日本だとしても、日系人日系人アメリカにだって日系人はたくさんいらっしゃいますが、しっかり付き合ってみると、日本人とは程遠いもんです。

日本で育ったわけではない日系ペルー人が、日本の政治に参加するというのにどういう利点があるんですかね?選挙権がある日本人として伺いたいものですね。

日本の国籍法とアメリカの移民法にしっかり従ってきた自分としては納得いかねえ!!!