早退の兆し

当図書館に耐震検査に来た専門家によりますと、通常大きな建物で一番頑丈にできているのは非常階段だそうです。
建物が崩れても、非常階段だけが立っているケースもあるそうで、ワールドトレイドセンターも、地上から数階上の非常階段内にいた人たちが建物が崩れたのに助かった、という話もあるくらい。

その耐震検査にものの見事に落第したので工事が進んでいるわけです。
今週は、非常階段のひとつを撤去するそうで。
頑丈なものなので、撤去はスレッジハンマーとドリルでガガガガガガガガガガとやるわけです。

昨日から、私のオフィスの真下でガガガガガガガガガガ

今日もガガガガガガガガガガ

足がジンジンします。
ずっと振動する床に触れる足は、ちょっと麻痺したようなジーンとした感じ。
耳栓しても何の意味もない。
しかも電話対応があるので片耳は耳栓できないし、電話に出ても利用者の声が聞こえにくーい!

デスクもカタカタ振動するし、天井もカタカタいってるし。
ニキチがどこかに潜んでいるんじゃないかというくらい。(笑)←米ネタ失敬

そして背中はカチカチ。
震災の経験以来、振動に弱いんです。
体が勝手に反応して、背中がかたーくなってしまいます。

今日も今日とてガガガガガガガガガガとやっているんですが、今日は頭痛付き。

上司は術後の休養中なので同僚に「今日は早退するかもしれない宣言」をしました。「おう。いいよー。無理せんときやー。」って。もちろん関西弁じゃないですが、そんなノリで。

ええ兄ちゃんや。
もうすぐやめてしまうこのええ兄ちゃんの仕事を受け継ぐので、彼に今私はトレーニングされてます。

見事某LDS系私立大学の大学院へと見事合格が決まったのでめでたいことなのですが、残される私は不安で不安で。

彼のポジションは、うちの部署ないの「プチIT」。
気遣いが難しいIT部署に連絡することなく、いろんなトラブルシューティングができる人です。

というわけで、彼が去ってしまうと私がそのポジションに。
「なんちゃってIT」の誕生です。(笑)