トイレでビックリ

アメリカへきてもう7年経った私ですが、毎回遭遇するたびにいちいち感じるカルチャーショックを書いてみましょう。


<トイレ編>


アメリカのお手洗いは当たり前ですが洋式です。
洋式トイレだけがあるお手洗いは、和式トイレがあるお手洗いと比べて床がきれいです。
でもやっぱりトイレはトイレ。


ぎょえー、と思うのは、カバンを床に置いちゃう人。
洗面台の下とか、自分のブース内の床にカバンを置いちゃう人多いんですよ。きったねー、と思うのは私だけか?と思うほどよく見ます、この光景。

アメリカの公衆トイレは床からすねあたりまではしきりがありません。なのでトイレのブースに入ってカバンをドアあたりに置くと、隣に入っている私の足元のすぐ横にカバンが現れるのです。

図書館のお手洗いの入り口入ってすぐに、カバンを置くための棚もあるし、ブースのドア内側にはフックもあります。
それらをなぜにかたくなに使おうとしない人が多いのか私にはなぞ。


次は手を洗わずに出て行ってしまう人の頻度。


いい大人が、トイレから出てきて手も洗わない。
これ日本でもあるんでしょうけど、なんだかここは頻度が高い。

洗面台で手を洗っていたら、ブースからトイレを流す音が聞こえたのに出てきた本人はまっすぐ出て行ってしまう。

あるいは、私がブースに入っていて、先に出た人が洗面台に向かわずそのまま出て行ってしまう。

これが一番精神的にショックが大きいですかね、遭遇するとき。
学生さん風の人もいれば、50代の教授風の人もいる。

「うわー誰が手ぇ洗ってないかわかったもんじゃないなー」
と思うので、本を触る仕事の私は頻繁に手を洗いにいきます。
蒸発する殺菌ジェルを常備している同僚がいて、それを使わせてもらったり。

さっきも書いたように、ブースの仕切りもドアも、床からすねまではオープンなんですね、だからいろんな音も聞こえちゃうから、トイレットペーパーで鼻をかんだだけで出て行ったわけじゃないのがわかっちゃうんですよ。(苦笑)

そんなお手洗いよく利用できるね、と思う方もいらっしゃるかも。
でももう慣れですね。割り切ってしまえばなんともないです。

足元が見える方が、変な人が隠れていないかとかハッキリわかるので安全だし、安心感もあるし。

プライバシーがほしくて車椅子用の個室を好んで使う人がいますが、それはNGでしょう。
本当に車椅子の方がきたら感じ悪いですよ。
実際、「お手洗いに行くたびに、普通の人が車椅子用を使っていていつも待たされる」という苦情を車椅子の利用者から出たこともあります。

次は公衆お手洗いで歯を磨く人。

洗面台だけの場所がないのはわかりますけど、どうでしょう。
なんだか気持ち悪い。
まあユニットバスが当たり前の文化ですから、トイレと洗面所両方があるお風呂場で歯を磨くのはうちでもそうですけど、公衆のお手洗いでやるっていう気にはなれないのです。

用を足そうっていうこっちが、気を遣うんですよ、ブースのすぐ外で歯を磨かれていると。(笑)

お昼ごはんのあとどうしてもっていうんなら、ガムでも噛んだらどうだとも思いますけどまあわかります。
でも同僚の例のオバさんは、朝出勤してきてまず歯を磨くんです。
歯も磨かずに仕事行くんかいっってツッコミたくなります。ちなみに彼女はそのあとデスクでおおっぴらに朝食を食べます。毎日1時くらいまで夜更かししてるって本人も言ってたけどもやね、朝起きて服着て出てくるだけなんて、男子高校生でもあるまいし。(苦笑) 髪もだからボッサボサなのか。


最後に、わざわざ隣のブースに入ってくる人。

図書館のお手洗いは小さくても5つはブースがあります。
私が端から2番目のブースに入っているとして、すぐ横の一番端のブースに入ってくる人がいる。

反対の方向には3つもブースが空いているのに。なぜ?w
さてはアメリカ人には「鴨川ルール」がないのだな。(笑)
(京都の鴨川沿いに一定の距離を置き合ってカップルが座る説)

しかも足見えるし。(苦笑)

ガラガラの映画館で誰かに真後ろに座られるくらいうっとうしいです。やめてほしいです。


あれ?これらって別にカルチャーショックじゃない??
でもまあ日本であまりこういうことに遭遇しなかったもんで。