それを英語で言ってみよう〜実生活編〜

こないだ、利用者の教授さんにチョコレートをたくさんいただきました。私宛だと袋にまで書いてありました。
そのままハイどうもと持って帰るのもアレなんで、部署内で山分けしました。

その場に例の変わった同僚のおばさんはいなかったのですが、帰り際に残りを持って帰ろうとしたら、ものすごい困惑した顔で見られました。

たぶんこの差し入れの成り行きを知らない彼女が、なぜ私が残りを持って帰ろうとしたのかわからなかったみたいです。

シフトの関係上、彼女が毎日最後まで残る一人なので、差し入れの残りはすべて普段彼女が持って帰ります。そのせいもあるんでしょうね。

ふだんなら説明した私ですが、その時点で私は彼女にカチンときていたので黙って目の前で持って帰りました。(苦笑)


なぜにカチンときたかといいいますと。
私は早番で彼女は遅番です。彼女の1時間前に帰る同僚の男性がいるのですが、その日は彼が早退する日で、私も彼女も前もってそれを教えてもらっていました。上司は先週から休暇中。

早退した同僚が帰り、さて私も帰る時間となったのに、オフィスに彼女の姿がありません。

オフィスは利用者相手なので、常に誰かがいるようになっています。私が帰る時間になってもデスクに戻っていない彼女。
Dさんが迎えにきてしまいました。

バイトさんの作業部屋をのぞくと、新入りのバイトさんにスキャナの使い方を教えているところでした。

私「Hey, it's 4 and I have to go.」(もう4時なんで行かないといけないんですけど・・・。)
オバサン「Oh, OK.」
私「Sorry to interrupt.」 (作業中にすいませんね。)
オバサン「Yeah.」(そうね。)

作業中にすいませんねと言ったのに、「ああそうだとも、すいませんと思っておけ」とでもいうような言い方で「Yeah」ときたもんだ。(笑)
英語が流暢なくせに使い方を間違っていることが多い彼女なので、そういう意図が本当にあったのかは疑問ですが、あったと思わざるを得ないような言い方でしたね。

しぶしぶといった感じでオフィスにもどった彼女。
手荷物をまとめる私のすぐ近くで、さも私に向かって言っているかのようにこのようなご発言をなさいました。

「I still couldn't show him everything...」(バイトの彼に工程をすべて教えることができなかったわ・・・。)

カッツィーンですよ。しるかーいうねん。
私に文句いうなーいうねん。
帰らんとDさん待たしてここで待ていうんかーいうねん。

私がいつも4時に帰ることも、もう一人の同僚が早退で帰ったことも前もって知っていたはずなのに、4時にデスクに戻ってこれないような仕事のこなしかたをしたのはあんたでしょ。っと突っ込まずにはいられない衝動に駆られましたが、もう言葉も出なかったので、黙ってチョコレートをまとめて袋に入れたところを見て、あぜんとした顔をしたのです、彼女が。「なんでもってくんだ」というようなお顔で。(笑)

「いや、これもともと私宛だったんで」なんてわざわざ説明するのも面倒なので、そのまま帰りました。(笑)
いやーそれにしてもよくそういうことが言えるもんだ。


さてここで問題です。(笑)

このときの私の気持ちは英語でどう表現できるでしょう?

Whatever.
「どうでもええわ」という意訳がぴったりのこの言葉。これがもう少しで口から出そうになってとめました。(笑)

Why should I care?
直訳は「なぜ私が気にかけるべき・かけねばならんのですか」
意訳は「どうせえっちゅーねん・しるかーいうねん」
ハイ、またしても「けんか腰」なセリフのご紹介デス。w

聞き手が気にしない人物なら、the hellなどの言葉を交えるとさらに強調された感じがします。同じ場所にもっときつい言葉を入れればさらに調子が強くなります。(ex.Why the hell should I care?)

「なぜに私に向かってさも私が何かをするべきという態度なわけ?」という意図を伝えるには手っ取り早い表現ではないでしょうか。普通に言うとけんか腰なので相手を選びます。(汗)
ふざけあってるだけのときなんかは悪意なく(笑)使えます。w

Well, it's too bad.
これはですねえ、感情を出さない上級者の方の態度ですね。
「そう、そりゃ残念やね・大変やね」
サラリと言うとこんな感じの少し冷たい意訳になります。
「ほな!」とかいってさわやかに帰れてしまえます。(笑)
「自分の問題ではない」という正しい態度。
自分のせいにされそうになっていることさえも無視し、その上相手に反省点があるようなことまで暗喩した、ドライな態度。
これが私が取るべき態度&発言だったんでしょーねー。
普段は同じく4時終業の上司がその場にいたら、こういうようなことを言ったでしょうね。

職場はもっとドライにいかないとね。
このオバサンの発言にいちいち反応する私も悪いか。


この一軒から彼女の様子がちとおかしいんですよね。
なんか警戒されてる感じが・・・。
でも彼女が自覚している問題がこの一件からあるとすると、私がチョコレートもって帰っちゃったことだけなんですよね。ぶぶぶ。


「チョコレートを根に持っているのか、彼女の態度がおかしい」とDさんにもらしたら、Dさん爆笑。
「上司が来週休暇から帰ってきたら私の文句言うかもしれない」と追いつちをかけるようにジョークを飛ばすと、お昼ご飯が口から出てしまいそうなくらい笑ってました。


ピントがちょっとずれたこのオバサンをDさんも知っているので、かなり面白かったようです。