D家 Family Reunion

The Cabin: Inspiration for the Classic American Getaway

Reunionっちゅーのはよく同窓会、という意味合いで
High School Reunionなんて言い方をしますが、
Family Reunionというと、親族の集まりをいいます。

日本では、冠婚葬祭のときくらいしか、親族は集まらないことが多いですが、
ユタの、とくにモルモン教徒の人たちはチャンスがあれば集まります。
モルモンの人たちは家族のつながりがとても強く、親族をまるでひとつの家族のようにあつかうような印象を持ちます。

Dさんの家族は、思春期の子達だって、部屋にこもったりせず、ちゃんと出てきて団欒に加わったり、バレーに参加したり、後片付けをしたりします。

家族の距離がとても近いので、結構うらやましい習慣です。

Dさんのお父さん&兄弟一家が20人くらい集まるのは、Family Gatheringといいますが、それを超えた親族の集まりをFamily Reunionといって、何ヶ月か前に企画され、郵送で案内が届き、参加者は100人を越えます。


100人を超える親族が集まるって、なんかすごいでしょ?
5・6人兄弟がいるのが普通ですから、枝分かれした人数の多さったらないです。

全員が全員の名前を知ってるわけじゃないんですよ、これがまた。
Dさんも自分のいとこたちくらいまでしか覚えていないみたいです。
いとこの子供って毎年数が増えてるから追いつかない、だって。

でもここにいる人は親族だという感じで、和気あいあい。
今年は、家族ごとに色の違ったTシャツを着よう!ということになっているらしく、D家一族はネイビー・ブルー。
ちょうどDさんと私はおそろいのTシャツがあったので、「これで(私)が誰と一緒かわかるなっ」と自分の胸を親指でさしながら得意げにDさんニヤリ。

いつも「あのアジア人はだれ?」という好奇心のある目に私がいつもさらされるので、それでからかってるんです、この人。(笑)
でももう3回目だし、ああ、あのアジア人か、くらいだと思うんですけどね。印象は。

Dさんところでは1年に一度、夏にこの規模の集まりがあります。
去年はテント持参で集団キャンプ。


今年は、ずっと行ってみたかった、アイダホ州ユタ州の境界にあるBear Lakeという湖畔にあるロッジを貸しきっているようです。

始まったのは今週の水曜日で、終わるのが土曜日。
このために休暇を取る人がほとんどで、Dさんもそのひとり。

でも私は帰国のためにとってある有給休暇が使えないので、残念ながら、金曜の仕事の後に行きます。

水曜日、仕事を半日したDさんは、車を私に残すためにバスに乗って郊外のKaysvilleまで行き、そのエリアに住むお兄さん夫婦に拾ってもらって向かったようです。
車で1・2時間程度でしょうか。


今日はどんなことやってんのかなあ。
釣りかなあ、ハイキングかなあ、それとも湖畔のビーチで寝そべってんのかなあ。

とそんなことを仕事をしながらぼんやりと考えていました。
だって今日めさめさ暇なんだもの。

私が到着するのは金曜の夜。
土曜日解散だから、ろくなアクティビティには参加できそうにないですな。


あー、明日も仕事だー。それでやっと私も向かいます。
金曜日まで同じく仕事のDさんの義理の弟さんと、姪っこと3人で行きます。


私の将来の大きな夢は、私の日本の家族とDさんの家族がハワイで過ごすFamily Reunion。中間点がハワイ、というナイスなアイデア
いつか実現したいなあ。