Utah Arts Festival

Knirps X1 LIMITED 折りたたみ傘 キーウィ KNXL05-350
週末は、年に一度のUtah Arts Festivalへ行きました。
実は7年もいるのに実際に行ったのはこれが始めて。

Utah Arts Festival - Home

今年のライブラリー・オブ・ザ・イヤーに輝いた、ソルトレイク市立図書館と隣接する視聴者の広場をつなげて1ブロックをフェンスで囲って会場となりました。

市立図書館ってこんな感じ↓
Salt Lake City Public Library - Wikipedia
http://www.archidose.org/Feb04/020204.html

市庁舎ってこんな感じ↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Salt_Lake_City_and_County_Building

チケット代は大人$8。
上司の上司はこのフェスティバルのファンで、毎年期間中毎日行くそうです。彼女がDさんに何かの会議で会ったときにチケットを2枚くれました。

ゲートを入ると、ローカルを始め、さまざまな都市からやってきた
アーティストたちがブースを構えています。

まず目に飛び込んできたのが陶芸家のブース。
黄土色にマリンブルーの模様のような効果(どういうテクニックか知らないもので・・・)が入った高さ40cmくらいの壺。
見入るくらい美しく、$400というお値段も納得。
ああ、お金持ちはいいなあ、こういうものを衝動買いできて・・・。

そのた、油絵、アクセサリー、皮細工、鉄細工などのブースがずらり。中にはオーダーメイドそっくりさんパペットを作る、というアーティストのブースまで。結婚のお祝いとかに面白いですね。

Dさんは「ええ?これをアートというの?」
という、まあ首をかしげてしまうようなものに唖然としてました。
たとえば、ちっちゃいベルが先に付いたネックレスばかり並べているブースとか。(苦笑)
「まだ学生」丸出しの油絵売ってるブースとか・・・。

プロフェッショナルなアーティストと趣味レベルのアーティストが
混在していた感じですかね。

それにしても暑かった。
風はすずしくても、日差しのきつさといったらないですよ。
肌がほんとにジリジリいう感じ。
こんなこともあろうかと、神戸から送ってもらった完全遮光のグリーンの日傘を持参しました。

前を歩いていた親子連れの、抱っこされて後ろを向いていた小さな女の子が、「マミー、なんであの人は傘をさしているの?(雨も降っていないのに)」と、きょとんとした顔で言うと、母親がこちらに会釈しながら、「あれは日差しをよけるためよ」と女の子に言いました。
それでも女の子は私を不思議そうな目で見るのでした。
カワイイ。

標高もあって日差しのきつーいユタでこそ、日傘がいるような気がするのですが、日傘はものめずらしいみたいです。

Dさんも「理屈で考えれば、日傘が普及しててもおかしくない気候なのにね」って言ってましたね。

日傘を使うって日本人の特徴なのかしら・・・?
そんなこと思ってもみなかったけど。

Dさんは実はものすごい暑がりで、日差しを嫌います。
というわけで中に入ってからはDさんが日傘を持ち、私が一緒に歩く、ということになりました。
私が持ってたら誰かにぶつけちゃうし。
Dさんなら背が高いから誰の邪魔にもならないし。

でも私がついついひとりで寄り道すると、

「ひとりで日傘持ってるとカッコわるいから離れないでよぉ」

と怒られました。(苦笑)
確かに、身長194のDさんが、やや女性ものっぽい日傘をひとりで差している姿はちょっと滑稽。w

それにしても、たくさんの人がウヨウヨいて、日陰の休憩エリアを取り合っているというのに、日傘持ってる人いませんよー。
日陰に入りさえすれば、乾燥しているのですごく涼しいのに。

あ、いた!
と思ったら、日本人風のアジア人女性でした。


やっぱり日傘ってアメリカでは普及してないのかな。