Thanks Giving Day

アルバートの感謝祭

11月24日は感謝祭、いわゆるThanks Giving Dayでした。
去年はDさんのお兄さんちに呼ばれていったものの、今年は奥さんが病気なのでDさんのお父さんの家で合同で感謝祭。

メインディッシュはホスト家で作られるものの、参加家族にはそれぞれ持ってくるものがホストによって決められます。

うちはベビーキャロットとセロリとオリーブとDillのディップのベジプレート(市販じゃないよ!自分で切ったよ!w)とクランベリーソース。

うわー。簡単。(苦笑)
妹さん一家とお兄さん一家が持ってきた、パイ類やロール、副菜なんかよりかなり簡単。

うちがあんまりホームクッキングタイプじゃないのを読み込んでか。
いや、私があまりこういう典型的なアメリカのデッシュ(さやえんどうのキャセロールとかスイートポテトのキャセロールとか)できないだろうと察しての親切心なんでしょう。

Dさん独身時代は持ってくるものがソーダとかポテチだったっていうんですから、それに比べたら進歩してるか・・・。(苦笑)

クランベリーソースというのは、甘さを抑えたジャムのようなもの。
これをローストした七面鳥につけて食べるのです。
甘いソースを肉にぃぃ!?と度肝を抜かれた1999年の感謝祭は忘れもしません。
始めは「げげ」と思ったけど、慣れってこわいね、慣れちゃった。

クランベリーソースは缶詰になってるゼリー状のものを使うことが多いようですが、Dさんがこれ嫌い。
というわけで、Dさんが作ったのです。クランベリーソース。
でもすっかり忘れていた模様で、私がセロリ切ってる横で作りました。

出発15分前に。(笑)
強火で。猛烈に。(笑)

砂糖と水とクランベリーだけを強火でガガーーッと。
よく焦げ付かなかったもんだ。

これがまた意外と好評。
お義父さんが空きのジャム瓶に残りをしっかり詰めてらっしゃいました。

お義父さんちに到着したときは、もう妹さん一家もお兄さん一家も到着していて、つぎつぎと料理をテーブルに運んでいました。
テーブルは長いものを二つあわせてクロスをかけた、全長5mはあるテーブル。
参加者は総勢・・・ええと、数えないとわからん。

27名プラス9ヶ月胎児!

テーブルに着くと、まずお祈り。
そしていろんなデッシュが回ってきます。
それぞれが好きなだけ取って隣に回すシステム。
メニューはこんな感じ;

マッシュポテト&グレービー
七面鳥(電動ナイフで切り分けてある。白身と赤身と分けてある。)
スタフィング(野菜やパンなど本来は七面鳥の中に詰める(スタフする)ものを別でローストしたもの。中に詰めるのは火が通りにくく不衛生だと最近よくきく。)
ロールパン
スイートポテト・キャセロール(うーん、甘すぎw)
コーン(ボール山盛りの粒コーンのバターソテー)
ジェロー・サラダ(ユタ特有のデザート?サラダ?即席ゼリー・Jell-Oとフルーツとホイップクリームを合わせたもの。ウゲゲ)

Jell-Oはユタ州のオフィシャル・デザートなんだそうです。
Dさんは苦手です。

おなかいっぱいになって片付けようというところで男性人が動かない。
なぜならアメフトの試合が始まっていたんです。
感謝祭といえばアメフト・・・。

ところで、このDinnerは午後2時に始まりました。
なんで昼間なのにDinnerっていうんだろうと思ってましたら、辞書によりますと、祭日などの特別な食事は昼食でもDinnerと呼び、その晩の軽い夕食(昼間にかなり食べるので)はSupperというそうです。

いや、やっぱり感謝祭はクリスマスの次、いや同じくらいに盛り上がる祭日ですねえ。オールアメリカンな体験をするならこの日しかない、という感じがするくらいです。