押し付けお祈りタイムは居心地が悪いのなんの
昨日、ユタ大学ライバル校の某私立宗教大学へ、会議のためにいきました。
上司と彼女の上司の女3人で、大学のミニバンで正午に出発。
運転手は私。
この某私立大学とユタ大学は今週末因縁のフットボール対決があり、私立大学の宗教カラーのためか「Holy War」と呼ばれています。
ユタ大学のスクールカラーは赤。
この私立大学は紺。
なのに今週この私立大学のキャンパスで全身赤のトレーナーで歩いている人や、赤いジャケットすがたがちらほら。いいんですかねえ、石投げられないですかねえ、なんて冗談をいいつつ目的の図書館に到着。
会議は、州内のいろいろな大学図書館のILLスタッフが集まって、新しいローカル規模での早いILLのやりとりをするプログラムのデモンストレーション。
プレゼンターはそのプログラムを開発した、コロラド州立大学のILL。
集まった大学の中で、宗教ベースなのはホストのこの私立大学だけ。
ところが、はじめの挨拶にたった図書館長が、
「この大学は宗教的な団体ということもありますので、お祈りからはじめましょう。」
と言い放ち、突然モルモン式お祈りが始まってしまいました。
In-fetching-arropriate!!(ものすごい不適切!)
普段、Dさんの家族の集まりで食事の前にお祈りするのはわかるんですけど、家族ほとんどモルモンだし。私は一応目をふせるだけやります。
でも複数の無宗教団体が参加する会議でお祈りはないでしょう!
抵抗意識からか、はっきり目を開けてお祈りが終わるのを待ちました。
上司もモルモンだから、気にはしなかったみたいですけど、「いろんなひとが集まる仕事の会議前にお祈りってやっぱり変」と帰りの車のなかでつぶやいてました。
やっぱりそうでしょ?
っていうか、BYUってやっぱり押し付けがましい。
私、フットボールとなるとこの私立大学大嫌いなんです。
モルモンじゃなくても入れるし、珍しく留学生向けの奨学金制度なんかもあるし、とにかく景色がすばらしいキャンパス。
でも、誓約書に署名しなければならず、それに従わないと問題になるそうです。
たとえば、
サンダルだめ、ノースリーブだめ、女子はスカート丈ひざ上だめ・・・。
タトゥだめ、飲酒だめ、喫煙だめ、婚前交渉だめ、異性ルームメイトだめ・・・。
ここは日本の高校か!!ってんですよ。
ちなみにコーヒー置いてないそうです。モルモンの人はカフェインとらないみたいで。
コーヒーなしでどうやってこのつらい大学生活を乗り切ってるのか不思議。
まあそんなこんなで、異様な雰囲気で会議は始まったのです。
コロラド州立大学の人たち、ユタの大学はみんなこんなことやるんだと思ったんだろうなあ。(汗)