みんなでシアワセ感謝祭

今年のThanks Giving(感謝祭)もDさんのお父さんの家で。
州内のDさんの兄弟家族が集まり、子どもや赤ちゃんもまぜた約20人での楽しいひと時をすごしました。

毎年それぞれに与えられる「課題」。
外国人である私に気を使ってか、いつも一番簡単な課題をいただきます。
サラダとか、クランベリーソースとか、ピクスルとか。
だんだん私が勝手に持ってくるものにも慣れてきてくれたのか、今年は「Sweet Relishと自由課題」をいただきました。(笑)

Sweet Relishとは私もよくしらなかったんですが、甘めに漬けたキュウリのピクスルのみじん切りがたまねぎなどの野菜のみじん切りとあえてあるもの。瓶詰めです。買うだけです。簡単。

Dさんによるとお義父さんの奥さんは、あとなんでも好きなようにアペタイザーもお願いね、と言って電話を切ったそうです。私がいつも「変わったものをもって来てくれるから」というのが理由。

喜んでいいのか?(苦笑)

変わったものとは、過去のハラペーニョにチーズの詰め物をして焼いた「パラペーニョ・ポッパー」や、一口大のフレッシュモッツアレラをバジルではさんでプロシュートハムで巻いてオリーブオイルをかけた「ひとくちカプレーゼ」など。

結局何回かもって行って、気に入ってもらいました。
食べ物に関しても結構コンサバ(保守的)な一家なので、こういうものはあまり自分から食べる機会がなかったのかもしれません。

別に日本のもの持って行ってそれが変わった物と思われたわけではないんですな。
ちょっとオサレでめっさ簡単にできるもの、と突き詰めたらそうなったわけなんです。

とういわけで今回は、スーパーで量り売りしていたサンドライトマトのオリーブオイル漬けを切ったものと、さっと茹でたヤングコーン(Baby Corn)とアーティチョーク(Artichoke=朝鮮アザミとも言うらしいです)とをこれまたエキストラバージンオリーブオイルであえた前菜。

スーパーを歩きながら思いつきで作ったんですけど、意外にウケがよかったです。
隣に座った12歳の甥は「なんだこれ〜〜」とヤングコーンを珍しがってました。
私が「ベイビーコーン食べたことないの?!」と突っつくと、Dさんが「とうもろこしと同じように両手で持って芯は食べないんだぞ」と大嘘を教えて「え????」一瞬真に受けた甥は、テーブルで爆笑をかっていました。わはは。

でもこのジャンクフード小僧は食べなかったよ、ヤングコーン。ダッシュ(走り出す様)
あ、あと日本のかぼちゃをみつけたのでそれでパンプキンパイも作って持っていきまいた。
それにしても、今回は少々しんみりした集まりになりました。義姉がいない妙な感じとさみしさを一様感じていたようです。でも返って家族のつながりの大切さを確認する機会ともなり、しみじみこうやって集まれるシアワセを皆で味わっていたような感じでした。