Blessing of a Child

昨日の日曜日は、Dさんの一番新しい甥っこの洗礼式でした。
日本で言うお宮参りみたいなもんでしょうか。

ふたりしてスーツっぽい装いで、いざ妹さんの自宅へ。

洗礼式の後、妹さんちで軽い軽食会だったので、サラダ&ポテチ担当の私たちは、冷蔵庫へサラダを入れると、妹さんのバンを追うようにともに彼女の教会へ。


もちろん場所はとあるLDS(モルモン)教会。
一応正装なのに、教会に来る人っぽくない感じがバレバレの私。(苦笑)
もっと実はみなさんカジュアルだし・・・。まあ男性はスーツですが。
女性でスーツ着てる人ってあまりいませんでしたわ。


うむむ。会場を見回すと、お見事、アジア人私のみ。
「だれだ、あのガイジンは」という視線を感じるのです。


さてさて、洗礼は、父親と主な男性親族、そして教会の男性役員が輪になってそれぞれ隣の人の方に手を置き、赤ちゃんを抱える父親を囲むように立ち、父親がお祈りをする、という感じ。

もしかしたらちょっと違うかも。よく見えなかったもので。

その後は、Testimony(証言)といって誰でも正面のマイクまで出て行って、実生活に起こった、起こっている、幸運や苦難などの話をします。ポイントは、そういう経験を通して、LDSは「真実」である、と確信したと証言する、というわけですな。

まあ、つらいときに心に支えになることこそが、宗教の利点ですよね。
でもその証言の仕方というか、言葉の使い方が大げさで、自分で自分を説得しているように部外者の私には聞こえたのでした。

いや、Testimonyってのはこの教会ではそういう台詞回しなのは知ってるんですけれども、

I know this church is true.

ってさ、「私はこの教会が真実であることを知っている」って宣言しているわけですよね。
でもさ、部外者が聞いたら、「How the hell do you KNOW that. (どうやってそんなことを“知った”のさ。)」って思っちゃうわけですよ。

哲学ちょこっと勉強すればわかることなんですが、真実って言葉、重いんですよね。
真実って実は誰にも証明できないし、わからないってところから、初級のクラスも始まるわけで・・・。

そういえば、以前、上司になぜDさんはLDSから離れてしまったのか、と聞かれたとき、
彼は哲学を専攻したということをチラリと言ったら、

「Yeah, Philosophy does that to you...(ああ、哲学を勉強するとそういうことになっちゃうのよねえ。)」とまあまるで哲学に「害」があるかのようなコメントが返ってきて、内心「なんですと!!」と思ったことがあるのですよ。


でもまあ、涙ぐんでTestimonyをする信者さんを見ると「よかったねえ」って思いますね。
正直に。宗教の本来の役割を肌で感じてるんだなあと。

さてさて、洗礼も終わり、いつものように日曜学校にこのあと行かなくていい甥っ子たちはちょっとはしゃぎ気味。(苦笑)
「'Cause it's SO boring. (だってつまんないんだもーん)」だって。こりゃどのキリスト教系教会でも一緒だね。w


仕事でも普段着な私とDさんは、ピシッとした格好では居心地が悪く、ちゃっかり普段着への着替え持参。

オリンピックを観ながら、サンドイッチ、サラダ、ポテチなどをいただきました。
おやつは、Root Beer(ルートビア)・フロート。ルートビアにアイスクリームを浮かべます。

私、このルートビアが苦手。というわけで私はアイスのみ。
なんでしょう、ルートビア、チェリー・コーク、ドクターペッパーと3つとも味は違うはずなのに私、3つともだめなんですよ。
3つともおんなじような味がするんですよ、私には。

日本にもないですよねえ?この3つ。
日本人ウケしないんですかね。
なんとなく、リサーチしてだめだった商品だったりして。

そういえば、タコスもないですよねえ。
さまざまなアメリカのファーストフードが進出している日本でみかけない、タコス系。

ずっと前、神戸は岡本にTaco Timeができたんですが、つぶれましたしねえ。
これも日本人ウケしないんでしょうね。
日本人あまりメキシカン食べないのか。
私もあの、豆がだめなんだけど・・・。くさいっ。