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自民党圧勝ですか。意外ですね。
FNNの動画ニュースで臨床心理の専門家の先生がこんな感じで分析されてました。
- 有権者がオリンピックやワールドカップのようにドラマ化した選挙戦に盛り上がった
- 小泉首相の政策でなく劇的なスタイルが人気を呼んだ
- 郵政民営化か否かという二者択一を若い有権者が鵜呑みにした
- 郵政民営化賛成で自民党に投票したのは一部じゃないか
これからパフォーマンス重視の首相が出てくるのではと先生は懸念。
小泉首相の勢いに押されてか有権者に政治が健康である印の批判精神がなくなってきてる。
ともおしゃってました。
ものすごい聞いたことのある現象なんですけど。
ブッシュ大統領が勝利したのもこういう傾向があったからだと思ってました。
気持ち悪いほど似てきているので怖いですねえ。
悪い友達はもつもんじゃないですねえ。(苦笑)
ブッシュ大統領支持者は、基本的に彼を人間として信じていて、彼が何を言おうが
何をしようが私は支持する、とほとんど熱狂的ファン心理的を持っています。
それはつまり、ブッシュ大統領やその関係者が間違ったこと(チェイニー副大統領が以前代表を務めた会社が米政府と独占でイラクでの業務契約をしていて、税金何億円どこいったかわからない使い方をしたり、カール・ローブがCIA局員の身元をメディアに漏らした)をしたとりをしても、支持者は気にもしない。「見ない・聞こえない」という態度の一点張り。
まさに批判精神が少しもない。
逆にブッシュ政権を批判する者には、「非国民」とレッテルを貼る。
小泉首相とブッシュ大統領。
いい友達なのはいいですけど、一緒になってそんな国家主義(ナショナリズム)で
引っ張っていこうとするのは危なくはないでしょうかねえ。
特に日本は行き過ぎた国家主義・愛国心がどういう結果になってしまうか身をもって学んだはずですが・・・。
でもまあ投票率かなり上がったのへ、結果としてよいですが。
やっと政治に関心が高まったと思ったら、今度はパフォーマンス政治家が台頭していくのか・・・。